頭の活性化中(大阪市立大学大学院都市経営研究科にて)

  • 2018.06.17 Sunday
  • 20:28

今年4月から、社会人大学院(市大都市経営研究科博士課程)に通っています。
毎週、木金の6時半から、土曜日は9時半から終日、場所は、大阪第2ビル6階なので、

事務所からは20分ほどで着きますが,当初は、続くのかな?と自分自身でも半信半疑でしたが、2か月が過ぎました。
案外、ハマっています。
まづ、同級生がユニーク。コースは4つあり、私は、都市政策・地域経営コース、
他に都市ビジネス、都市行政、医療・福祉イノベーションの4コースがあり、各
コース20名ほど、合わせて7,80名だと思いますが、学生と言っても、行政、大企業の
部長クラスから議員さん、大学講師、会社経営者、多国籍に、年齢層も同世代の
方も多く大人、異業種交流会の様相です。

特に、毎週金曜日は、各業界、行政のキーパーソンを全国から招いて、講義いた
だき、その後議論します。夜9時半までの講義時間一杯まで、毎回質問づめ。それから、懇親会。

ここの所、毎週金曜日の夜は帰宅は0時を回ってますが(苦笑・・・)、
それでも土曜の朝一講義は満席状態。クラスメートのすごさに引っ張られ、有意
義な時間を過ごしています。


これまた、講義も私にとっては、興味深い話ばかり。特に、「都市経営」という
視点からなので、経済学、経営者として事業戦略、法律、まちづくり・・・すぐ
に役立つことばかりです。

すこし長くなりますが、自分の復習も含めて、先週末の授業の概要です。
木曜日は、弁護士女史先生に自治体法務の授業、日本国憲法から始まり、先週は
情報開示の判例など、今まで、建築基準法以外見たことのない、法律、裁判記録
に大きな刺激を受けてます。

先週のまちづくり概論は、元大阪市の局長さん、日本の人口減少社会へ進む現状
を大阪のデーターを交えながら、リアルに分析した上で、非常にポジティブな意
見「人口減少により経済(GDP)成長が鈍るわけではない。かえって、ここにビ
ジネスチャンスがある。そのカギはイノベーション」とのこと。確かに少子高齢
化問題、つい、ネガティブに考えて仕舞がちですが、事実をしっかり受け止めて、
ポジティブな視点で取り組めるのでは。と非常に大きな勇気と元気をもらいまし
た。

今週金曜は、電通の局長保補のかた、「若年層のTV離れ、視聴率が、広告料を決
める。というTV業界の厳しさを垣間見ることができました。思わず、テレビコマー
シャルの見方が変わったような気がします。

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土曜日は、5コマ フルです。先週は、初めて金曜飲み会がなかったので、まだ、
体力ありました。
ミクロ経済学)需要と供給のバランス、そこに行政などが介入した場合、関税な
どとの関係。経済の基礎を学ぶことで、自社の経営のヒントが出てきそうです。

公共経営論)武雄図書館蔦谷図書館問題を取り上げ、行政改革のあり方をベース
に、市民の視点、行政の視点、大きな社会の視点・・・などなど、ワークショッ
プ形式で、議論する。高度で楽しい時間でした。

都市文化政策)文化政策の現状、中川モデルをベースに、静岡県、滋賀の事例を
取り上げ、文化政策も社会的意義をあらためて感じました。
また、先日是枝監督が「公権力とは潔く距離を保つ」カンヌ最高賞、文科相の祝
辞退」の記事について、議論。ナチス時代、日本も戦前には、芸術が国家権力に
加担した事実があること、ドイツでは、芸術に国の補助があっても、芸術の自由、
権利はしっかりと守られている。日本では、補助金をもらうとどうしても、忖度
が働いているので?など、旬の話題が印象的でした。

まちづくり、都市経営論では、今週は、地域創造のための観光マネージメントに
ついて。五条かげろう座、からほり町アート、福島聖天通り商店街、高槻ジャズ、
天満音楽祭・・・など、関西での事例を話題に、今後のまちづくりへのヒントが
気付きがたくさんあった時間でした。

というように、お得感満載の週末でした。
また、ダイジェスト版報告します。お楽しみ頂ければ嬉しいです。

最後に、この大学院通いを支えてくれている、スタッフはじめ関係者の方々、家
族に感謝です!ありがとうございます。

 

ちなみに、公開講座もやっています。ご興味ある方はどうぞ。

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都市環境デザイン会議(JUDI) 北前船プロジェクト in 松江&境港

  • 2018.06.11 Monday
  • 14:07

JUGEMテーマ:ニュース

2018年 5月18日(金)〜19日(土)、今年の北前船プロジェクトJUDI押しかけ理事会は、松江駅前2時集合とのことで、大阪からのアクセスを探してみると、岡山まで新幹線でJRを乗り継いで行くルートと大阪から直通バスで向かうルートが最短で、どちらも4時間程度。行きはバスでのアクセスを試みた。金曜日の朝便とあって、乗客はまばらで10人程度。北前船の時代、多くの物資が大阪に運ばれ、多くの人や文化が交流したはずである。現在の松江と大阪の文化や人の距離感は、果たして近づいたのだろうか?等々、思いながら20年ぶりの松江と境港のまち歩きに期待を膨らませて訪れた。

 

 

■東洋のヴェニス松江から学ぶこと

今回の企画のタイトルは、「東洋のヴェニス・斐伊川沿い地域を考える」と題された今回のJUDI北前船プロジェクト。大阪も大大坂(だいおおさか)時代は、水都大阪と言われ、今は、水辺の賑わい再生計画が進行中である。松江から学ぶことはないかと思いながら、まち歩きの前に、斐伊川、大橋川の治水の歴史、現在の活動を大橋川コミュニティーセンターにて模型やパネルと一緒に説明を頂いた。大いに学ぶところはとしては、これらの事業を国、県、市が一体となって進めているとのことだと思う。また、改修堤防のかさ上げ高さが、1m程度で済むとのこと。東日本大震災以来、「堤防」と聞くと、水辺景観がなくなるのではと懸念してしまうが、松江の水景の良い所である水面の近さが維持できるようで、今後も東洋のヴェニスに例えられ続けるのではと思う。

堀川めぐりの乗り合い船は、その水面の近さ、乗り降り自由一日乗船券が1230円、屋根付、冬季にはこたつ付、船頭の案内付で、観光客に人気とか。このお得感は、大阪も取り入れるべきかもと感じた。今回はたった半日の滞在、しかも雨模様で、特に川沿いの景観や遊歩道を歩くことができなかったが、次回の松江視察では、より大阪の水辺再生に生かせるヒントや交流が生まれることを楽しみにしている。

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■再び訪れたくなる「水木しげるロード」

境港へは、以前建築雑誌で話題になった高松伸設計のフェリーターミナル前に着いた。雑誌で見るより、小さな建物でどこかほっとした。1階はチケット売り場、観光案内所などがあり、2階には、境港市が運営するギャラリースペース、3階には、温浴施設もあるようで、ちょうどよいスケール感を持った施設だった。この建物とJR境線の駅との間を抜けると、ゲゲゲの鬼太郎たちが待ち受けてくれた。

先週行われた「スマホは都市環境デザインを変わるか?」というテーマのJUDI関西フォーラムで勉強したばかりのインスタを早速に起動。インスタ映えするアングルを探して、シャッターを切りまくった。水木しげるロードリニューアルには、多くのJUDIメンバーの方々が関わっただけに、大いに期待をしていた。さすがに来訪者をワクワクさせる力を持った場所である。加えて、本日のご案内をして頂いた境港市役所の灘さんは、追い込み作業をしている職人さんたちや地元の商店街のお母さんたちと親しく会話しながら、隅々まで熱心に説明して頂いた。

まちづくりの成功に欠かせない、「地元の熱い思い」「他のまちとの差別化」「マーケティングの視点」をコーディネートし、それらを一つの形にして行く「デザイン力」を目の当たりにして、大きな刺激を頂いた。174体の妖怪ブロンズ像を配置し、道端では妖怪に着ぐるみに出会う。そして、大阪への帰路は、JRで境港駅から鬼太郎列車に乗ると、米子までの15の駅名にそれぞれに、別名で鬼太郎駅、一反木綿駅、傘化け駅・・・と見るだけでも楽しい仕掛けがあり、余韻を楽しませてくれた。

水木しげるロード内の非日常空間に加えて、広域に連携したホスピタリティーの仕掛けが、年間200万人以上の観光客を引き寄せる魅力だと感じた。7月14日のリニューアルオープンの成功と継続的な賑わいを心から願っています。必ず、また訪れてみたいと思います。

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■おわりに

初日、松江は大雨の中まち歩きだった。案内していただいた地元の方に言わせると、この程度はちょっとした雨と言うらしい。まちの気候風土、そこに育まれる人々の歴史文化、どんなに交通網が整備され、グローバル化、AI時代が到来しても、「人」という生物は、その地域の自然、人と人が関わりを持ちながら生きている。

境港ではこのプロジェクトの経緯を聞いて、地元、行政、専門家すべての関係者人々の熱意がまちの活気を生み出す原動力であることを実感した。

今回、このような刺激的で有意義な企画に、ご尽力頂いた松江、境港の方々はじめ、ご一緒できたJUDIメンバーの方々へ心よりお礼申し上げます。ありがとうございました。

オープンハウス…『中庭を囲む家』!

  • 2018.05.11 Friday
  • 00:11

ゴールデンウィーク最終日5/6 に、オープンハウスをお施主様のご厚意で開催させていただきました。

急なお知らせにも関わらず、見学いただきました皆様 有難うございました。

当日は朝からお天気にも恵まれ、清々しい一日でした。

『リゾートホテルに来ているみたい』『リラックスできるわ』。。。。。

会話がはずんでの見学会となりました。

 

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『中庭を囲む家』堺市T邸は、家の中心にコミュニティーガーデンと名付けた中庭を配置しています。

玄関を入ると正面に奥様のお気に入りの植栽。その向こう側の中庭は、

リビングからも連続し、また2Fのシアタールームからの映画上映会やバーベキューパーティーなど

家族のコミュニティーの場となります。

そして、何よりも 自分たちの心おきなく寛げる青空のもとでリラックス出来る空間となりました。

 

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グリーンの植栽 こだわりのタイルや家具やインテリア 

家事が楽しくなる動線 奥様の秘密の部屋など、お施主様の思いが詰まった住まい。

お施主様が、植栽同様、どんどん住まいを育てていっていただきたいと思います。

これからの生活が益々楽しみな住まいとなりました。

 

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今回も お施主様との思いを一緒にシェアさせていただけたこと 本当に感謝しています。

私達は 『住まい』は、安全に健康に住まえること、気持ちが優しくなれる空間

や自然素材やディテールにこだわったデザインを心がけています。

そのため、施工者の方々には、多々 無理申し上げましたが、

最後まで お付き合いしていただき有難うございました。

 

心温まる桜便りに感激!

  • 2018.04.04 Wednesday
  • 18:47

FBで 偶然ですが こんな素敵な写真が アップされているのを見つけました!

ほんとに 心温まる瞬間でした。(筆不精の私も)思わず返信!

うれしかったです!

 

2018年

あの時のお子様 Sちゃんが 今は15歳の中学三年生。

奥様とお子様のリビングから桜を眺めている ツーショット!

後姿が なんとも 言えない親子のほのぼのとした愛を感じる素敵な風景です。

当時 私たちの大のお気に入りのカットでした。

あれから13年 偶然にも同じショット、

そして時が流れても同じように心温まる風景を拝見させていただくことが出来、本当に感謝です。

今年のお写真は 写真には写っていない もう一人のご家族 ご主人様の撮っていただいたもの。

 

13年前

 

 

実は、弊社HTAデザイン事務所を発足して間もないころに、

設計させていただいた「桜の二世帯住宅」と題した住宅。

敷地内にある大きな桜の樹を眺めたいというご希望で

1階は親世帯から、2階は子世代からのリビングから 眺められように設計しました。

その当時のことを思い出し、懐かしい気持ちと、

今も「桜の二世帯住宅」が ご家族と一緒に成長され、愛されているに違いないと思うと 

うれしい気持ちで一杯になります。

 

今年は、本当に桜の見ごたえの暖かい陽気な日が続き 弊社HTAの事務所の窓からも

こんな感じで桜まっさかりでした。

 

向こうに見える 「川の駅 はちけんや」も 竣工して8年、事務所から 毎日眺めることが出来るのは、本当に有難いです。

 

 

桜の開花の時期は短いけれど、若葉 新緑 そして、紅葉と 桜の樹は 年中楽しませてくれます。 

また、みなさん、近くに来られることがございましたら、窓からの景色を眺めに、事務所にお立ち寄りください。

お待ちしています。あさい

 

 

春の足音

  • 2018.03.22 Thursday
  • 14:40

ブログ更新久しぶりになってしましました・・・


昨日、インターンで来てくれていたS君が、兵庫県立芸術文化センターKOBE
LCO大ホールにて 幻想フィルハーモニー管弦楽団の一員(バイオリン奏者)
として出演!スタッフみんなで応援と言いながら、駆けつけたのですが、応援さ
れたのは、私たちの方!!!だったように思います。
指揮者 十束 尚宏さんの元、ギルガメッシュ叙情詩より、ウエーバー舞踏への
勧誘、ラヴェル:ラ・ヴァルス そして最後は、ストラヴィンスキー:春の祭典
とどの曲も迫力満点でした。とても文化的な時間を過ごすできました。

設計は、日建設計の江副さんの作品。木の内装、杉板のRC打ち放し、そして
お得意のレンガの素材感が文化的な空間とマッチしていました。

音楽の力、空間(建築)の力を感じることができ、大いに元気をもらった一日で
した。    ありがとうございます。

 

正直、年始から嬉しい悲鳴で怒涛のように新規プロジェクトのコンペ現場監理、
実施に向けてのプロジェクト、基本設計まとめ・・・が続き、ブログ
を書く余裕がなかったのが正直なところです。

が、事務所の窓から見える南天満公園の桜のつぼみは確実にピンク色になってきています。

 

来週末は恒例のHTAの花見パーティー!!!の予定
このロケーションで「自然の力」を感じながらできることにも感謝です。

 

次回は、私の思う環境デザイン「ZEB」「ZEH」について・・・ブログ上げ
ます!!!予告しておかないと(苦笑・・・)

では、みなさんもうそこに春が来ています。楽しみましょう!!!

2018年 明けましておめでとうございます。

  • 2018.01.01 Monday
  • 19:24

2018年 明けましておめでとうございます。
 

 

昨年6月には、都市環境デザイン会議(JUDI)で「AIとデザイン」についての講演会
を企画させていただき、来るべきAI時代を考える貴重な機会を頂きました。
8月には、スウェーデン、アフリカウガンダと週続きでダブルの結婚式に
出席することができ、改めて海外にも多くの友人を持てる事への感謝と人が生き
ることのパワーを実感することができました。

私達の2018年、AI化、グローバル化と伴走しながら、人と人のつながりを大切に、人にしか味
わえない喜び、楽しみがあることを信じて、全てにポジティブに、取り組
んで行きます。皆様、引き続きご指導よろしくお願い致します。

 

2018年が、素晴らしい年になりますこと、並びに皆様のご多幸とご健勝を心より
お祈りいたします。

プレカット工場の見学へ行って来ました

  • 2017.11.27 Monday
  • 11:48

先週の土曜日に、現在工事中である木造住宅に使用する木材を視察する為、

和歌山県にあるプレカット工場の見学へ行って来ました。

実際に機械加工している様子を見学出来る貴重な機会でした。

  

  

 

一日辺りの生産量は、なんと一般的な木造住宅5軒分とのことでした。

機械加工は人間が作業するよりも早いと言う事は理解していましたが、

想像を遥かに上回るスピードでした。

  

 

金物や防腐・防蟻剤の注入も工場内で可能とのことでした。

本当に現場では組み立てていくだけなので、工期短縮に非常に効果的だと思います。

  

↑筋交い             ↑柱

  

↑金物取付け済          ↑薬剤注入用スリット

 

工期が短縮出来るのは素晴らしい事だと思いますが、職人さんの仕事が

だんだん少なくなってしまうのは少し物寂しく感じます。

しかし、細かな検査や複雑な仕口等は、まだ工場内の人の手で行っているとの事なので、

まだまだ人間が機械に負ける事は無いと思っています。

 

お忙しい中、丁寧に説明して頂き、

また笑顔で挨拶して下さった工場の皆様、

本当にありがとうございました。

大阪の芸術・文化拠点実現への思い

  • 2017.11.16 Thursday
  • 17:40

京都市立芸術大学 藤本英子先生から、NPO大阪美術市民会議の機関紙 VOL.9「大阪新美術館特集」への寄稿のご依頼を頂きました。

昨日、冊子が届きましたので、ブログにUPさせていただきます。

 

皆さんご存知のように、待ちに待った大阪新美術館が2021年度の開館に向けて本格始動。今回、この特集号への寄稿という貴重な機会を頂き、また、古巣のペリクラークペリアーキテクツから1995年当時の中之島4丁目地区のマスタープラン図、大阪新美術館の設計者、遠藤克彦さんから、断面図をご提供いただき、本当にありがとうございました。

 


 

以下、高原の寄稿原稿です。

株式会社HTAデザイン事務所  代表 盡狭税

 

―引き継がれる大阪の芸術・文化拠点実現への想いー

 

私と国立国際美術館(国美)プロジェクトへの関わりの始まりは、米国建築家、シーザー・ペリの日本事務所(当時社名 シーザー・ペリ&アソシエーツジャパン)の担当者として、1995年、当時の建設省(現国土交通省)が実施した公募型プロポーザルへの応募からである。

デザインコンセプトの柱は以下の二つ、

一つ目は、”Dignity”(威厳)のある美術館より、市民が気軽に入りやすい美術館にすること。二つ目は、地区全体を「ビューコリドー」という考え方で、川と川に挟まれた中之島地区をつなぎ、連続性を持った、大阪が世界に誇る芸術・文化拠点のゲートウェイとなるとなること。

を計画の柱とした。

当時の中之島4丁目地区将来構想には、既存の市立科学館、国美、その北側敷地では大阪市立近代美術館(仮称)、舞台芸術総合センター(仮称)、大阪大学中之島センター、民間の商業施設が計画されていた。

私たちは、国美の敷地を超えてマスタープランを提案し、美術館、国土交通省、大阪市を交えて、合同会議を定期的に行った。

その中で、特に重視したのは、国美のある南側ゾーンと大阪市立近代美術館新美術館(仮称)のある北ゾーンを歩行者レベルでの連続性を確保することあった。

私たちの計画では、国美側の広場(OP+5.0レベル)を北側に向かって階段とスロープでOP+6.25レベルまで上げて、幅約60mのブリッジを設ける計画とした。実際に、国美側は境界近くまでブリッジを迎えに行く形状となっている。

 

つい先日、新美術館設計者の遠藤克彦氏に設計コンセプトを直接お聞きする機会があった。その中で、宙に浮いた黒いボックスと地面の間の透明な部分は、「パッサージュ」と言われる市民に開かれたパブリックゾーンである。 ここは、敷地境界を越えて道や周辺と連続する軸であることを知ることができ、私たちが、20年前に提案していた「ビューコリドー」の考え方は、この「パッサージュ」で実現されることを確信した。

建築の設計者が与えられた敷地を超えたデザインを実現するには、そこに関わる多くの関係者や市民の理解、協力が不可欠である。私も新美術館の完成を20年以上待ち続けた大阪を愛する市民の一人として、微力ながら応援してゆきたい。と同時に、国美の設計監理担当者として、この地区が一体となって世界に誇れる芸術文化の発信ゾーンとなり、市民が芸術文化に気軽に触れ合うことができる場所になることを強く願っている。

 

 

 

 

 

初めてのアフリカ感動記

  • 2017.08.17 Thursday
  • 18:18

ウガンダの首都 カンパラには、エンデベ国際空港から40KM 通常は1時間半程度とのことだが、渋滞に巻き込まれ2時間。
首都カンパラは、年中、25度前後、ビクトリア湖のほとりで、世界中で一番過ごしやすい首都と聞いていた。

文字通り、空港からすぐにビクトリア湖の美しい風景が見えてきた・・・

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次に、カンパラに近づくにつれ、道路沿いに商店が並び、人、羊、鶏・・・想像以上の光景が目の前に入ってきました。
それは、言い換えれば 人間が生きてゆくパワー を見せつけられた光景で、コペンハーゲンから12時間あまりのフライトの疲れを吹き飛ばし、車内からの光景にくぎつげになる刺激的なものでした。

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今回、ウガンダに来たのは、甥の結婚式。

甥は、私と同じ泉陽高校サッカー部出身、とてもボーダレスに交流する、誰からも慕われる高いモチベーションを持つ青年です。

私も、会うたびに、彼から元気をもらっています。奥さんは、このウガンダに先に単身乗り込み、カカオやバニラの栽培、加工の事業を起こしたを立ち上げた、これまた、スーパーに明るい大阪出身の女性で、公私とも甥のボス((笑))とのこと・・・

彼らの住まう家に到着すると、新婚甥夫婦をはじめ、日本からの、学生インターンの日本人の人たちが、明日の結婚式の準備を手伝ってくれて温かく迎えてくれた。インターンの学生さん達は、外見はどうみても、単身アフリカに乗り込むようなワイルドな感じはなく、とても礼儀正しく、会う人をすがすがしい気持ちにしてくれる人たちで、初めてのアフリカの光景にカルチャーショックを受けた日本からの親戚ご一行は、ホッとしたひと時でした。

 

その後、ミネラルウォーターの調達に、歩いて1,2分のスーパーに、またこれも、現地の人に交じって初めて町を歩く緊張感を味わいました。ホテルは、彼らの家の道路を挟んですぐ前。甥の家は何人かの日本人とのシェアハウス。頑丈な鉄の門扉があり、家とホテルを行き来するのも緊張感を持って・・・という感じ。ただ、ベルを鳴らすとウガンダ現地人の愛想のいいお手伝いさんが、ニコニコとくぐり戸を開けてくれる。初日は、全てが初体験のような感動の一日でした。

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次の日は、レストランの屋外で、心のこもった手作りの料理でのパーティー。ウガンダに住む日本人の方々をはじめここでも多国籍の方々が70名近くお祝いに駆けつけてくれました。


出席いただいた日本人の方々も多彩な方々で、大使館や国連の方や南スーダン近くでボランティア活動する方、すでに、アフリカに30年以上もお住まいのご夫婦、58歳で定年前に単身ウガンダに乗り込んでこられ、みんなに親しまれているジージーさん、テレビ東京未来世紀ジパング「応援したい日本人SP」2017.3.24放送 でも紹介されたウガンダから素敵な鞄をデザインして活動されている方、などなど すごい方々たくさんが来てくれていて、これまた大きな刺激をもらいました。


そして、ノリの良いエチオピア人、お母さんが日本人でウガンダで建築家を目指す真面目な青年、そして何より、甥夫婦の大きなビジネスサポーターのドイツ出身のご家族・・・本当に多くの温かな素晴らしい方々に祝福されたパーティーでした。

 

甥が今回、わざわざアフリカで結婚式を上げた理由を「心配を掛けている家族、親族に、自分たちはこんなに素晴らしい人たちに囲まれていることを見せて、安心してもらいたかった。」とスピーチで聞いて、これまた、彼らの心の大きさに感動しました。
本当にこの2人とそして多くの志を持った人たちに囲われ、先週に続き、スウェーデン、ウガンダと2週連続で最高のウェディングパーティーに出席できました。

 

カカオやバナナなど実験栽培する農場で、力説してくれた甥。大きな志を持った2人にエール!!!です。また、彼らを支えていて応援してくれている、多国籍の多くの皆さんに心より感謝いたします。左はカカオを干している風景、現地のスタッフの人がカカオを選別してくれています。

 

今回のツアーは、スウェーデン、ウガンダ・・・と世界の広さ、人間のパワーを再認識した、ツアーでした。
2週間余り、日本で留守役をしてくれていた鍵井さんはじめ、進行中のプロジェクトの関係者のみなさんには、ご迷惑おかけしました。おかげで、本当に有意義で素晴らしいツアーをしてくることができました。ありがとうございました。

 

結婚おめでとう パーティー フーゴ&ヒョウジン in スウェーデン

  • 2017.08.15 Tuesday
  • 18:50

昨年、スウェーデンに帰国したフーゴとヒョウジンの結婚式に行ってきました。

スウェーデンスコーネ地方クリスチャンスタッド近くのバルト海に面した素敵なコテージでとても温かい結婚式でした。

 

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クリスチャンスタッドへは、関空からヘルシンキ経由、コペンハーゲン空港へ、そこから、電車で、1時間半あまり
デンマークとスウェーデンを繋ぐ、橋を渡って来ました。案外近い!!!
なんといっても、気温20度、猛暑の日本とは大違い。

クリスチャンスタッド駅まで車で迎えに来てくれたHUGO。

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1年ぶりに会うHUGOですが、公私とも成長した感じで、感動の再会でした。

会場に着くと、すでに世界各国(ブラジル、日本、韓国、イギリスそしてもちろんスウェーデン)
からHUGOとヒョウジンの国際的な交遊を物語る多くの友達が集まってきて、式の前夜から大いに盛り上がっていました。
驚くことに、ほとんどに出席者が、流ちょうな日本語で話します。

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翌日、結婚式は、近くのチャペル。800年の歴史を持つチャペルで、気さくな牧師さん、ジョークを交えて、笑いと感動のある
結婚式は、2人の門出にふさわしいものでした。

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披露宴の準備も、HUGOの家族、親戚あげての、おもてなし。
12時、お待ちかねのパーティーがスタートです。
司会(トスマスター)も、HUGOの子供のころからの親友とか。。。
ゲストのスピーチから、涙を誘う弾き語り、楽しいゲーム・・・多彩なおもてなしで、夜まで続くパーティーは終始盛り上がりです。

特に、マルセロ(HUGOとほぼ同じ6年間、日本(阪大に留学)にいて、昨年サンパウロに帰国して現在弁護士やっています。)
HTAにも何度か来てくれたことがありましたが、今回彼の本当に温かなスピーチ、感動の涙・・・いいやつだと改めて思いました。

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ちなみに、この後、所員の増治ストックホルムツアーを3日間一緒に回ってくれました。

私達も、HUGOの日本での仕事ぶり、持ってきた提灯に書いた言葉、「一期一会」と「行雲流水」の意味を、英語で説明。
思った以上に好評だったようで、ホッと・・・一安心。

次の日は、HUGOの今の勤め先、設計事務所を見学させてもらいました。

3人のパートナーの元で、12人ほどの事務所のようで、住宅から再開発まで・・・多岐にわたるデザインを行っている事務所のようです。
すでに、HUGOは大活躍のようで、地元のまちでの、大規模開発の集合住宅部分をコンペで獲得したようです。

今は、一か月余りの夏季休暇。HUGO曰く、朝8時から5時まで。日本のような深夜営業はない分、集中度はとても高い。
設計料も、成果品に対する時間給で決まるようで、建築家への対価も大きい分、密度の高い成果が求められるようです。
見習うところはたくさんありそうです。

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私達は、デンマークに近いマルメで4泊。
1日はHUGOのご両親にスコーネ地方のリゾート地、イースタッドとシムリスハムンを案内してもらいました。
今回は、特に地域の図書館視察を軸に、スコーネ地方を4日間を見てきました。

今は、もう一つの今回の旅の目的地、東アフリカ ウガンダカンパラに来ています。
ここでは、今から、甥の結婚式。
昨日、エンデベ国際空港から首都カンパラまで1時間半あまりのタクシーの車中から風景。
初めてのアフリカ。カルチャーショック!!!以外何者でもありません。

スウェーデンスコーネ地方とウガンダはまた改めてアップします。

いずれしても、今回の旅も、「一期一会」、多くの人、まち、に出会えてありがとう!!!です。

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