CO2を食べる照明器具 英語版

  • 2011.05.31 Tuesday
  • 11:47

ご無沙汰のブログ投稿で失礼します。
ボストンは5月初めは肌さむい日もありましたが、最近は春を通り越して夏のような陽気が続いてます。世界中の気候がどこか狂ってきている気がします。アラバマでは、巨大トルネード、ミシシッピー川は荒れ狂ったように街を呑み込んでいます。

私たちは何をすればいいのでしょうか?

3月の震災で、皮肉にも日本のインフラの課題やエネルギー問題について、こち
らボストンでも頻繁に議論されました。
ボストン在住の日本人会でも、何が出来るかを話し合い、何人かの医師や看護の
専門家は現地へ帰国し、活動されています。
私自身も建築家として何が出来るのか?を強く自問させられました。
そこで、ちょうど、学生向けのアイデアコンペでしたが、他の学生にも環境意識
への刺激をと、担当教授の助言も頂き、提案したのが、「CO2を吸収する照明器
具」でした。残念ながら入賞にはなりませんでしたが、その照明器具を使って、
ホワイトハウスを究極のグリーン建築にリノベーションする計画をスタジオで提
案しています。


趣旨は、アメリカでは、環境課題は、政治的な要素が多分に絡んでいます。私個
人の意見としては、環境は、政党や人種、国を超えて議論すべきことだと思って
いますが、現実は政治が動かなければ変わりません。そこで、政治家でない私が
提案できるのは、ホワイトハウスを究極の環境建築にすること。その環境建築の
中で決済される決議は、おのずと環境にやさしくなるはず。ホワイトハウスが変
われば、アメリカが、そして世界が変わる。私は建築デザインの力を信じていま
す。

というような夢を語りながらもうしばらくは、ここボストンでアメリカの多様な文化、考えなど
体感してみたいと思います。


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