フェアートレードとスーパーでのお買い物
- 2018.09.22 Saturday
- 12:45
今年の私の関心事 「SDGs」に関連して、先日読んだ 「エシカル アントレ
ナーシップ」(横山恵子 編著 2018)に、
考えさせられるデータがあった。
それは、「フェアートレード認証商品と国民一人当たりの売上高」(2011年)
に、国民一人当たり17円、イギリスは2681円、スウェーデン1590円、
アメリカ369円、韓国39円 日本はなんと17円・・・図表中最下位・・・
この本に揚げられている事例 「フリーレンジ・エッグ」これは、自由に動き回
れるように放し飼いにして育てたニワトリ生んだ卵 のこと。
イギリスの多くのスーパーで、この「フリーレンジ・エッグ」が販売されており、売れてい
るとのこと。
理由は、味やおいしさという理由よりも、「動物福祉」の観点から購入するとい
う。<言い換えれば「人や社会や環境への配慮」から、欧米の消費者は割高な放し飼
いの卵を好み、購入している>とのことである。
そこで、久しぶりに近所のスーパーマーケットの卵売り場に行ってみた。
確かに、多様な種類の卵がおいてあるが、多くは安売り、お買い得がメイン。
下段のほうに、オーガニック卵と称してお値段高めの放し飼い卵があったので、
ラベルを見てみると、「味や栄養度の高さ」はアピールされているが、この「動
物福祉」のことは表記されていない。
他の商品も探してみたが、フェアートレード的な表示のある商品を見つけること
が出来なかった。残念ながら、この本の図表データーに納得してしまった。
ただ、この調査2011年から7年が経っている。
日本でも、拡がってきているはずである。
私自身、まだまだ、勉強中ですが、まずは、関心を示すことから!
今週末は駐車場の車中で待つ(苦笑)のではなく、スーパーの売り場を歩いて探してみよう。